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モンゴル ゲル地区再開発プロジェクト

モンゴルの今
世界屈指の経済成長率

世界屈指の経済成長率

100 億米ドルを超えた GDP、家庭消費も一気に 3 倍に

1992 年前後の資本主義体制への移行以来、モンゴルの市場経済は目覚ましい発展を遂げてきました。特にここ数年の発展、経済成長率の伸びは目を見張るものがあり、外資の導入による鉱山開発が大々的に行われ、その資源マネーがモンゴル全体の経済発展に大きく貢献しています。特に 2010 年以降は毎年平均 17.5%(実質) という世界屈指の経済成長率を誇っています。

2014 年には国内総生 GDP は 100 億米ドル、約 1 兆円に上り、一人当たり 3400 米ドルまで達しました。このマクロ経済の成長は市民生活にも大きな影響を与えています。一か月の家庭消費は 2006 年の 700 ドルあまりから 2012 年には倍増以上の 1500 ドル超えと、驚異的な伸びを見せています。

2015 年からは資源価格の低迷や中国の景況感の悪化から経済成長率は落ちていますが、オユトルゴイという世界最大級の銅と金の鉱山の第二フェーズの取り組みについて外資系鉱山会社とモンゴル国との合意が出来たことにより、2021 年から鉱山資源の輸出量が大きく増加し、経済が活性化するという見通しが立っています。

ウランバートル中心部の夜景

ウランバートル中心部の人々

埋蔵資源大国モンゴル

現 GDP の 130 倍という驚異の埋蔵量、石炭採掘量は 3 年で 3 倍に

モンゴルが豊富な地下資源大国であることは昔から知られていました。特に近年の近代的調査によってその潜在的埋蔵量が推定され、モンゴル政府もオユトルゴイ鉱山等、いくつかの主要鉱床を国家の「戦略的鉱床」に指定し、国を挙げての開発に取り組んでいます。特に石炭採掘量は 2007 年度の 8.8mt から 2010 年のわずかな間に 25.2mt と急速な伸びを見せ、銅や鉄鋼石と共に主要輸出品目として重要な位置を占めています。

更に、モンゴル国内トップ 10 の鉱山の埋蔵を合わせると、その価値は 130 兆円に相当するといわれ、これは現在の GDP の 130 倍に当たります。特に、石炭、鉄鉱石、銅、金、石油といった主要資源の採掘量は、2020 年には 2010 年度実績に比較していずれも 2.5 倍から 14 倍に増えると推定されており、今後ますますの海外資金の流入が見込まれます。

また世界的に増え続けるレアアースの需要の状況を見れば、経済的・政治的にその輸入先を一国集中させないことは大変重要です。モンゴルでは近年の採掘により、レアアース輸出国家として大きく成長する可能性が指摘されています。モンゴルと日本はこれまでの友好的な外交関係があり、今後日本のレアアース調達先として非常に大きな可能性を秘めています。

近年、10% 近い経済成長を続けるモンゴルの原動力の一つは、この金だ。“21世紀のエルドラド”とも称される埋蔵量を誇り、生産が急増している。

NHK BS 世界のドキュメンタリー「“ニンジャ” の見る夢 ~モンゴル・黄金ラッシュの中で~」
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=081129

成長を続けるモンゴル経済

世界第 4 位の成長スピード、2050 年までに GDP 規模は現在の 15 倍へ

このように 2011 年の投資ブームにより、モンゴル経済は急速に過熱しました。急激な変化に伴った困難はありましたが、根本的な成長路線は変わらず、2014 年も GDP は 2 桁の成長を遂げると予想されています。2013 年 10 月発行の IMF レポートによると、このモンゴル経済は世界で 4 番目に早い成長です。

国内銀行の資産が十分ではないモンゴル経済は、その成長を海外からの直接投資に頼っている経済だと言えます。近年ではモンゴル政府もその重要性を十分理解しており、海外投資家を呼び込む政策を優先事項として掲げています。

またモンゴルの人口は現在も年 1-2% の割合で増加を続けており、市場規模は確実に拡大していいます。国民平均年齢 26 歳という若い国家は今後人口の配当を受け、さらに大きな経済成長を遂げる可能性を秘めています。Citi Group の推計によるば、モンゴルの GDP は 2050 年までに平均 6.9% の成長を続け、約 100 億米ドルから 1500 億米ドルにまで膨れ上がると言われています。